アニメ感想 2020.10
今期は面白そうなアニメたくさんあるようです。
時間みつけてちょっとずつ見ていきます。
先月見た映画はなし。
ダイの大冒険、ヒプノシスマイク、魔女の旅々を見ました。
見る作品が Prime に縛られ気味なのはよくないですね。
ダイの大冒険
旧作のリメイク。
何話構成でどこまで続けるのか不明だけど、旧作・原作ファンだったので楽しみでした。
本筋に影響ない程度に展開省きつつ、旧作アニメ・原作でDQに引きずられ気味だった部分を省いてテンポよく描かれていると感じました。
原作では中盤から DQ 世界の空気を壊さずにオリジナリティを発揮しだして、そこからが本作の真価なのですよね。
今ではド定番通り越して視聴者側の前提知識と言ってもいいような展開を踏んだ古い作品で、今の若い人によく受け入れられるかが心配です。
原作再現、あの頃の感動を再びというよりも、これからの時代でも長く楽しませる方向でやってほしいな。
- 敵の語りを待ってくれる理不尽演出というものがありますが、好敵手アバンへの理解を示すハドラーの演出を一瞬いれてくれたあの遺言シーン好きすぎ。
- ダイ青、ポップ緑、アバン赤と視認性の良い使い分けなんだけど、こういうの見るとその世界の染料はどうなんだろうとか野暮な考え浮かんでしまう。
- 声優陣の働きと脚本・ストーリーが良くて、音声だけ流していても楽しめる作品だと思う。
- 元祖ぴえんカワイイ。
昔はギラ系は緩やかな火炎放射のイメージもっていたのに、ビームに近いイメージでメラ系との使い分けされていて驚いたコトを思い出しました。
エフェクトない魔法演出のイメージがアップデートされた瞬間とか、ボイスなしのキャラクターに CV 割り当てされた時勢の驚きとか、古い作品を見ていると視聴者・プレイヤーの想像力に頼っていた時代の思い出が込み上げてきて趣深いです。
昔は自分より上の世代が古い作品をべた褒めしているのを見聞きしていましたが今では…。 -____-
DQ をリスペクトしつつ魅力ある人物たちのストーリーを描き切った原作に対して、本作が原作をどこまで描くのかオリジナルの展開で締めるのか、これからが楽しみです。
【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】ダイ好きTV #1
https://www.youtube.com/watch?v=LnxQEcnCbKQ
ヒプノシスマイク 1,2話
OPソングかっこいい!
従来の字幕の歌詞って動画の出来の評価とは別として見ると無意識下で認識してたけど、そこを動画に埋め込むのって盲点でした。
自己紹介から歌詞字幕まで終始デザインフォントで文字情報をうまく画面に落とし込んでいて素敵です。
オープニングソングもエンディングソングもクレジット表示なしでシームレスに描かれていてすごくよい。
テキストの色合いがヴィヴィッドというより若干昔のパワポデフォカラーみたいな印象受けたけど、私の認識が止まっているのかも。
エフェクトと画面演出がとにかくかっこよく、そこがフィクションならではの矛盾・不合理を力強くねじ伏せてくれて、見ててすがすがしい気分になります。
- 既存武器は淘汰されたみたいだけど、副作用でヒップホップ以外のジャンルも滅びてそう。
- ナイフ類を人質キープに使うくらいは許されてる常識感。
- 街の治安悪すぎ。
- (一応)モブキャラの銀行強盗が歌わざるを得ずモブに徹せない。
などなど、楽しく考察・ツッコミしながら見られて "良い粗" です。
こういう作品はメガネキャラのメガネパリーンが楽しみなのですが、今のところ好きなキャラは医者の神宮寺寂雷先生。
目を楽しませてくれる良い作品なので、ちょっとずつ見進めていこうと思います。
0 comments :
コメントを投稿