01.2023

2023-01-04

『Detroit: Become Human』がよかった


新年!

年が切り替わっての初プレイゲームは 『Redout 2』…という定番儀式を済ませつつの、『Detroit: Become Human』!

同開発元 Quantic Dream の『Heavy Rain』の方はプレイ済みで、テーマも演出もいいけどゲームとしてプレイしづらいとこあるなぁという感想でした。
本作も似たような形の QTE あり時間制限つき選択肢ありなゲームで、相変わらずちょっと不親切なんじゃないのという部分もありましたが、今回はコンピューターと人の共生という好きな SF テーマで、前作より選択肢の反映がわかりやすいこともあってかなり楽しめました。
最高にすると PC が泣くのでちょっと下げちゃいましたが、グラフィックかなりリアルで素敵ですね。

 

 (以下、直接言及はしませんがゆるふわで結末に触れます)


技術の進歩によって機械が人の思考を取得するという胸がときめく背景描写のあるゲームですが、やはり SF 作品は現実と比べてその差を考えるのが面白い。
作中では機械が進化して人に近づくという希望のある描かれ方ですが、この現実世界での流行りの AI は機械が人の行動範囲内で振る舞うという、人工知能の定義すら残念な方に寄ってしまっています。 「感情なんてない、ただのフリだ」というセリフ通りなんだよなぁと落胆してしまう部分もあったり。
それでもそもそも、人の思考も自由なようでいて環境条件とランダムな揺らぎで決定づけられるものかもしれず、人も機械もパターンの中から選択しているだけなのか、それともその根源に何か別のものがあるのかと、決定論とか自由意志とか魂とか考えさせられちゃいますね。

コンピュータの意思を描いたり某国が大変なことになっていたりと現実とリンクする部分もほどほどに手伝って、没入感よくプレイできました。
雨とか夜の環境の表現がよく、雰囲気すばらしいのも。
初めのキャラクターだったこともあって、だいぶコナーに感情移入してプレイしていた気がします。
結局私のプレイでは人にもアンドロイドにもバッドなエンドを迎えてしまいましたが、選択肢のストーリーへのフィードバックがよく感じ、良いゲーム初めになりました。
(リプレイ性すごく悪そうなのが気になるというかもったいない…)

作中の 2038 年までにいったいどれだけの技術が実現するのか、考えを巡らせるだけでも楽しい SF タイムが味わえますね。