ゲーム感想『Deus Ex: Human Revolution』

2021-04-25

ゲーム感想『Deus Ex: Human Revolution』


ずっと積んでた Deus Ex: Human Revolution を、今月最後までやりきりました。
Splinter Cell とか Hitman にのめりこんでいた時期に購入したのですが、操作性はそちらの方がよかったのでやる気を少しそがれてそのままにしていたのです。

  • ステルスアクションゲームとしての出来が良い。
  • 行動ロジックこそゲームぽいと言っちゃえるが、モーションの繋ぎとかが自然。
  • ストーリーが完璧。 主題の「人類の繁栄に伴う選択」が発生する様を描き切っていて美しい。
  • 武器のカスタム要素があるのでついつい収集的な動きをしてしまうが、基本的な流れはロストありの一方通行なのでその辺はもっと簡略化しても差し支えなかったなと感じる。
  • Prexis での強化で強くなるんだけど、認識方面の方で人っぽさを捨てるような強化は躊躇いを感じて、視覚系はほぼ使わなかった。
  • FPS - TPS 切り替えはキャラクターの一体感を出すためにわざとやってたらしい。 (インタビュー) でもゲームとしては完全 TPS の方が遊びやすかったかも。
  • やや長いとも感じたけど、ストーリーの最後の展開好きすぎ。
    アクションで楽しませるコトは速めに限界が来ると考えてなのか、前半はアクションで楽しませ、後半はストーリーに重きを置いて演出している。 すばらしい。

 

この後に続作の Mankind Divided もやったのですが、そちらはさらに人の感情を揺さぶるテーマに寄せてきていて、プレイは HR の後継ですがストーリー進めていく最中 Deus Ex の空気を感じさせる街・人の演出が本当によく作りこまれていてよかったです。
現代ならではと感じさせるような人間個人の立場を見返させるような描写は見事。
終わり方だけ納得いかなかったのですが、続きの可能性残しという意味ではぎりぎり許せる…かな。

日本語版なくて英語もそこそこ難しい言葉が大量に並ぶテキストなので、初代 Deus Ex に遡る気は今のところないのですが、ステルスアクションやりたくなったら次は同じく積んでる Assassin's Creed か Thief あたりやるつもりです。

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