ゲーム感想『レミロア~少女と異世界と魔導書~』
今回の感想は残念ながら…からい!!
つい先日3/28に発売したばかりの『レミロア~少女と異世界と魔導書~』のプレイレビューです。
少し前にゲーム絵面みてカワイイ+ハクスラは強いのではと予約してたレミロア、気が付けば発売すぎてたのでプレイしてました。
ゼルダライクというほどならありますがジャンルとしてハクスラプレイ歴は全然なく、直近 Grim Dawn (と触った Diablo 3)くらいだったので、ちょっと期待しすぎたかもしれません。
たしかにかわいいキャラが暴れて楽しめるのですが、求めてるものではなかったかなぁと思いました。
プレイした Grim Dawn 、ハクスラの代名詞 Diablo 、Steam で人気の Path of Exile 、この辺りは内容はすばらしいのですが、絵面が地味いわゆる洋ゲー漂う見た目だったり、UIが物々しいベゼルの少し前の量産MMOを思わせる雰囲気だったりと、手垢が付いた雰囲気をそのまま継承しているようで正直なところ雰囲気が好きでなかったのです。
そこでキャラカワイイレミロアがSwitchに来たので、ぱっと見て華やかな画面である程度楽しめそうかなーと楽しみにしていました。
しかし、あまりに内容が弱すぎました。
いい部分だと、
- キャラ、アクションボイスかわいい。
- 大小攻撃と魔導書攻撃とダッシュ回避の使い分けだけのシンプル操作と十分に快適な操作感。
- 武器種によるアクション差による新鮮味。
- ルーム(エリア)攻略型で区切りよくプレイしやすい。
とほめるトコは確かにあるのですが、
- 世界観せますぎ。キャラ2人 + 1冊。
- ストーリーではキャラの掛け合いが攻略の移動中に発生してテンポが悪い。(同じの何度も聞かされるし長い。スキップはできる。シングルモードでは短い掛け合いだけでます)
- 武器種の差があり個性的で良いけど解禁順が(おそらく)決まっていて、攻略していくなかプレイの幅が広がるのではなく、武器種を解禁させるためにプレイさせられる感触。条件わからないけどストーリーだけだと2種類しかでないって…。
- 武器種のアクション・性能差はあるが、動きが重い武器の威力は他と比較して(DPSが)そこまで高いわけではなく、リーチと速度のバランスがとれている武器以外を選ぶ意味がない。(ハンマーとかキャンセルでの機会損失大きい)
- ダンジョン攻略といってもひたすら敵を倒すのみで、トラップ・謎解きのようなものはなく単調。
- さらにダンジョン数も少なく見た目の差以外の特色がない。
- ゲームモードも多種(の制限が付くモードが) あるのだけれど…。
- スキルポイントを割り振りしてのカスタマイズはあるが、最終的にすべてMAXになるタイプなので、自分だけのキャラクターを作る自キャラ自慢できる要素はない。
- 武器のパラメータも武器ごとに振れ幅なく完全固定。付属の魔導書発動のタイプだけ、ダンジョン攻略中のアイテムでランダム変化させられる。(が、そのアイテムが出るかどうかもランダム)
ゲームの作りの粗さと、先駆者の充実したハクスラの面白い部分にかすりもしないというか、元から狙っていないような内容で、シナリオも特に目立って惹かれる部分もなく世界観に根付かない能天気な掛け合いで話も進められて、Switchプラットフォームだし逆に私がこれ買う客層じゃなかったわ…と思わされてしまいました。
ストーリー的にはこれループものでは疑惑が正しいかどうかが気になるところ。
あまり時間必要ない平面アクションでかわいいキャラ操作できればいいかなって人は合うと思います。
2日の5,6時間でストーリーモードは終わりました。
さすがに短すぎ少なすぎでは…と思うのですが、これで3,700yenっていうのがボリューム的に許せないかなぁ。値段安ければ文句言わないし先に投げてるから…。悪い感想なんてあまり書きたくないのですが心証ダメすぎて…。
プレイ続けて印象変わりそうな雰囲気もなく、シングルの選択モードも取ってつけた感じがしてSteamならRefundしてます。
画面も内容も密度的にスマートフォンアプリで出して足りる程度かな…ひさびさに釣られちゃいました。
今後のアップデートでよくなってそうならまたプレイしようかなというかんじです。残念。
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